まるごと褒める教育が子どもを育てる
教育の世界では、こどもを褒めて育てようとよく言われます。しかし、褒め方を間違えてしまうと、逆に子どもが良くない方向へ伸びていってしまうかもしれません。褒めるタイミングというのは色々ありますが、どの視点から褒めると一番良いのでしょうか。それは、子どもをまるごと褒めるということです。まるごと褒めるというのは、子どもの存在自体を認めるということです。
子どもを褒めるときに『〜ができてえらいね。』というのではなく、『〜を頑張るのがすごい。』と褒めると、子どもはたとえ失敗しても、頑張った自分を認められたと、自信持つことができます。何かができたことに焦点をあてて褒めてしまうと、それが出来ない自分が出てきたときに、認められないのではないか、と不安になってしまいます。テストで良い点取ったからすごい、だとテストの点が悪い自分は良くないと勘違いしてしまいます。
子どもが自信をつけるために、まるごと褒めるということが大切です。時にはアナタがいてくれて嬉しい、と存在自体を喜びましょう。そうすることで子どもは自信をつけ、真っ直ぐに育っていきます。